1996

1996年には、篠原ともえのポップなカラーを使ったファッションが10代の若者の間で大ヒット。彼女のハイテンションなキャラクターも大ブレイクし、彼女のファッションやキャラクターを真似る女子たちは「シノラー」と呼ばれ、奇抜かわいいファッションアイコンとなりました。

1996年ごろから女子高生はファッションアイコンとして注目されるようになり、各企業が「女子高生マーケティング」に注力します。ルーズソックスやメイク用品、スナック菓子などさまざまな商品が女子高生目線で作られるようになりました。

小室哲哉の楽曲が大ヒットし、安室奈美恵ブームがやってきます。彼女に憧れる女子たちは、ミニスカート・厚底ブーツ・ロングカーディガンという安室奈美恵のファッションを真似て、周りから「アムラー」と呼ばれるようになりました。この年にはポケベルやプリクラなど、時代を象徴する商品も多数リリースされています。

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