2010-2016
2010年代になると若者の間で国内外のファストファッションが浸透します。「ボーイッシュ系」「ギャル系」「コンサバ系」が混ざり合い、そこそこモードで可愛い「SWEET系」が台頭しました。みんなと一緒がいい、と考える若者が増えファッションへの価値観も大きく変化します。
2011年には3.11の震災が発生し、それぞれが自分の生き方や大切なものなどを見直す動きが活発化。世代を超えて価値観ごとの小さなグループを形成し、趣味や趣向を追求する流れが加速します。従来当たり前だった「郊外VS都心」「地方VS国」といった境界線は少しずつ一体化していきました。